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自動車整備士を辞めたい時は?転職を決断する基準について解説!

記事更新日:2024/4/1

長く仕事を続けていると、仕事内容や待遇面、人間関係に不満が出てくるのは当然のことです。ただ、辞めたい!と思うたびに仕事を辞めるのはあまり賢い手とは言えません。職歴が増えすぎると、転職そのものが困難になったり待遇が悪化する原因にもなります。

この記事では、辞めたい!という気持ちの整理するお手伝いをしていきます。

整備士を辞めたい理由3選とその対処法

人によって自動車整備士を辞めたい理由は様々だと思います。この章ではケースごとに解説していきます。

給与や待遇への不満

毎日オイルにまみれ、夏は暑い中、冬は寒さに耐えながら働いて、給与明細を見るとガッカリ…。車が好きで自動車整備士になったのに、給与が安くて好きな自動車が買えない!

自動車整備士の方々の中には、このような経験をされた方も多いのではないでしょうか?

この問題に直面した際は、自分の仕事がいくらの利益を出しているのか計算してみましょう。利益を多く出しているのに給与に反映されない場合は、他社に転職すれば正当な評価を受けられる可能性があります。

ですが、利益を出しておらず給与が安く感じる場合は、いきなり他社に行くことを考えるより、まずスキルアップすることを考えた方が現実的かもしれません。

残業が多い・長時間労働

自動車整備士が働く職場はカーディーラー、民間自動車整備工場、カーショップ等様々ですが、職場によっては長時間労働が常態化しているところも少なくありません。理由としては、やはり全国的かつ長期的な自動車整備士の人手不足問題があります。

ですが、全体の傾向としてカーディーラーより民間自動車整備工場の方が労働時間が短い等、ある程度職場によって傾向はあります。

労働時間を短縮したい方は、労働時間に関するデータを持ったエージェントに頼り、現状を伝えて意見を聞いてみるのも一つの手です。

業務内容や人間関係の不満

人間関係の問題は、多くの職場で直面する問題です。転職先にもまた、気の合わない人がいるかもしれませんし、今の職場の苦手な人が退職していなくなることもあるでしょう。ハラスメントや暴力がある場合や、どうしても我慢ができない場合を除いて、人間関係の不満で仕事を辞めたい場合はしっかりと考えてから決断する必要があります。

しかし、業務内容に関しては話が変わります。例えば、「仕事内容が単調」「扱いたい車種が違う」「この職場ではスキルアップが見込めない」等、転職によって解決できる具体的な不満の場合は、転職を考えてもいいでしょう。

転職を決断する基準とは?

転職は、人生を大きく変えうる大きな決断となります。転職を決断する基準についてこの章では解説します。

自分の実力不足なら踏みとどまるべき

前述した、給料が安い・長時間労働・仕事内容などの不満ではなく、実力が不足していて何度も怒られ悔しい等の原因で辞めたい場合は、他の職場に行っても同じ問題に直面する可能性があります。

辞めたい・つらい理由が明らかに自分の実力不足から来るものであるならば、転職はせずに今の職場でスキルアップの努力をするのがいいでしょう。

整備士という仕事自体が嫌かどうか

整備士という仕事自体が嫌かどうかというのは大きなポイントとなります。辞めたい!という気持ちが強い時は、今の職場の嫌なところばかり見えてしまいがちです。

しかし、それでは今の職場や自分の問題なのか、職種としての問題なのかがわかりません。ですから、転職活動を始める前に、現状の不満点といい点を紙に書き出し、自身の中で整理してみるといいでしょう。もしかすると、整備士を続けたまま職場だけ変えると解決する問題かもしれません。整備士のまま転職するのであれば、経験もアピールしやすく、よりよい条件での転職がしやすくなります。

辞めたい理由をはっきりさせることは、次の職場選びで失敗しないためにも非常に重要です。

整備士を辞めて後悔しない?

整備士はつらい仕事です。ただし、経験年数が長ければ長い程、知識や技術が上昇していき、給与や待遇面でも評価される職種でもあります。なので、今後の人生でまた自動車整備士に戻る可能性がある人は、自動車整備士を一度辞めてしまうとブランクができて損になるでしょう。

辞めるのはいつでもできますので、自動車整備士という仕事と向き合い、今後の人生設計も含めてじっくりと考える必要があります。

自動車整備士の面接対策!よく聞かれる質問についても解説!

転職する際の注意点

それでもやっぱり転職したい!転職する際の具体的な注意事項にはどんなことがあるでのでしょうか、この章では転職する際の注意点について解説します。

整備士以外の仕事に転職したい

整備士以外の仕事に転職したい場合、自身の経験によって取れる手段は大きく異なってきます。

20代は自動車整備士としての経験は浅いですが、年齢上他職種への転職は比較的容易です。特に自動車業界や機械メーカーでは重宝される可能性が高いので、整備士業務以外での自分の強み・弱み等を整理し、求人を探すと効率的です。

30代の転職は20代に比べて異業種転職は難しくなります。しかし、自動車整備士としての経験が10年以上ある場合はカーディーラーの営業や、カーショップの管理職に転職すれば知識や経験が生かせます。まず求人を探してみて、どれくらい自身の需要があるのか調べてみるのがいいでしょう。

40代以上の異業種転職は実質的に困難です。特別なスキルや経験がなければ整備士を続けた方がいいかもしれません。求人自体が足りない業界なら転職できる可能性はあるので、年収や待遇を調べてみるといいかもしれません。

整備士として転職したい

整備士として転職したい場合は、どんなことをしたいのか・どんな職場で働きたいのかの想像がつきやすいと思います。まず、経験年数や年収、資格など自身の情報を整理したうえで、どうしても譲れない条件や希望する待遇などを考えていきましょう。

ある程度考えが纏まったら、その条件でインターネット求人等を探していきましょう。時間がない人や、転職が不安な人は専門の転職エージェントを頼ってみるのも一つの手です。

【2023年】自動車業界に転職したい方にオススメの転職エージェント5選 !

最後に

以上、自動車整備士を辞めたい時は?転職を決断する基準は?についてご紹介しました。この記事を読まれた方は、自動車整備士が苦労することって?収入や労働環境について解説!も一読することをおすすめします。

最後になりましたが、弊社ダイバージェンスでは自動車業界で働きたい「自動車整備士」「自動車検査員」向けの求人情報を多数扱っております。

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