自動車整備士の正社員としての就職を目指すために重要なのが「面接」です。面接での印象は合否に大きく関わってきますので、
「面接は学生の時以来で失敗してしまわないか不安」
「好印象を持たれるにはどうすればいいのかわからない」
など面接に不安がある方も多いはずです。
そのような方向けに、面接で好印象を与えるためのポイントをまとめました。加えて、面接での服装をご紹介しますので、実際の面接にお役立てください。
自動車整備士の正社員求人豊富な自動車整備士求人ナビでは、これまで多くの転職をサポートしてきました。その経験を基に面接に関するアドバイスを行いますので、正社員として就職したい方はぜひお問い合わせください。
面接で好印象を与えるためのポイント
面接連絡の電話に対しても気を抜かない
面接の連絡は主に電話で行われます。その電話の際にも、既に面接は始まっているという気持ちを持って対応するように心がけましょう。電話が来た際には自分の名前を名乗り、明るくはきはきとしゃべることで好印象を与えます。また、電話に出られなかった場合は気付いた時点ですぐ折り返すようにすることが大切です。
マナーを守る
面接にはマナーがあります。どの職業でも共通するマナーとなりますので、マナー違反は社会人としての信用を問われます。
受付での名乗りかた、入退室ではノックの仕方やドアの開け方、閉め方、挨拶の仕方、面接中の座り方や姿勢など、基本的なマナーはしっかりと事前に確認をして身につけておくようにしてください。
面接官の目を見て笑顔で対応することを心がける
面接では緊張のあまり顔がこわばってしまうことも少なくありません。しかし、そのような顔では、好印象を与えることができません。常に明るい笑顔を心がけ相手の目を見て対応することが好印象に繋がります。そのためには、面接官に好意を持って会話するようにするのがおすすめです。こちらから好意を持って接することで、表情が明るくなるだけでなく、面接官にもその気持ちが伝わります。
また、自動車整備士にもフロント業務や整備後の説明など、お客様と接する機会はあります。そういった面でも、面接での接し方で暗い印象を与えてしまうと、企業には不安感をもたれてしまうでしょう。
履歴書・職務経歴書に書いた内容を説明できるようにしておく
面接は経歴書・職務経歴書を見ながら進められるので、記載した内容に関する質問に対応できるようにしておくことが大切です。自動車整備士として勤務していた経験がある方は、これまでに扱った経験がある車種・メーカー、経験した修理項目、点検項目を整理しておくことをおすすめします。
自動車整備士が取得できる資格の種類や難易度は?年収や昇給方法も解説!
逆質問で積極性をアピールする
面接では企業側への質問ができる時間を設けてくれるケースがほとんどです。この逆質問できる時間を有効に活用し、面接官に積極性をアピールしましょう。逆質問では、面接前に最低でも5つ以上逆質問を準備しておくことで、質問を考えて時間がなくなってしまうという失敗も起こりません。
また、その会社へ就職することを前提とした質問をすることで、意欲を伝えることができます。その他、自身の強みをアピールできるような質問内容も効果的です。
自動車整備士求人ナビでは、よくあるご質問に面接に関するご質問と回答をまとめていますので、そちらもぜひ参考になさってください。
面接の服装について
見た目は印象を左右する重要な要素だからこそ、面接で好印象を与えるためには服装にも注意が必要です。自動車整備士として勤務する場合の服装は、動きやすいつなぎなどが一般的ですが、面接は公式の場ですのでビジネススーツを着用するようにしてください。
ただし、ビジネススーツでも袖が長い、身幅がだぶついている、体に合っていないなどは、だらしない印象を与えてしまいます。好印象を与えるためには、体のサイズに合ったスーツを選びましょう。その他、シワや汚れがある、臭いがするといった場合も、清潔感のない印象を与えてしまうので、面接の前には着用予定のスーツをしっかりとご確認ください。
また、スーツに限らず髪型や持ち物なども清潔感を意識することが大切です。特に足元は面接時に目がいきやすいので、注意してください。
面接でよく聞かれる質問は?
よくある質問集!
・数ある企業の中からなぜ弊社を選んだのですか?
・整備士としてどう成長していきたいですか?
・どのような点で弊社に貢献できますか?
・自身の長所と短所を教えてください。
等は必ずと言ってよいほど聞かれる質問です。スムーズに答えられるように解答を考えておきましょう。
NGな解答とは?
面接では様々な質問がされますが、回答の仕方によっては面接官の心証を悪くする場合があります。ここでは質問に対してNGな解答について解説していきます。
・趣味の質問に対してギャンブル等の回答を行う。
面接では趣味や休日の過ごし方について質問されることが多々あります。その際にギャンブル等の趣味を応えるのは控えた方が良いでしょう。面接官によっては悪い印象を抱く人もいます。
・前職の離職理由がネガティブ
転職の面接において、前職の離職理由を聞かれることは多々あります。その時になるべくポジティブな言葉選びを心がけましょう。前職の離職理由がネガティブな場合はポジティブに言い換えた解答を事前に準備しておく方が良いでしょう。
・志望動機に主体性がない。
志望動機を聞かれることは多々ありますが、志望動機を質問された際に「エージェントから紹介されたから」「家から近いから」「給料が良かったから」などはNGです。この企業に入って何をしたいか、どういった点で貢献できるか等、仕事を主軸にした志望動機を事前に考えておきましょう。
自動車整備士の履歴書と職務経歴書の書き方について解説!
最後に
以上、自動車整備士の面接とよく聞かれる質問についてご紹介しました。この記事を読まれた方は、整備士に退職金はある?整備士の退職と退職金について解説!も一読することをおすすめします。
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