自動車整備士の平均年収と一口にいっても、一級自動車整備士と二級自動車整備士では違いがあるのでしょうか？この記事では自動車整備士の年収について解説致します！

自動車整備士の給料はいくら？

自動車整備士の給料はいくらなのでしょうか？一級自動車整備士と二級自動車整備士だと給料は異なるのでしょうか？この章では自動車整備士の給料について解説致します。

自動車整備士の平均年収は404万円！

自動車整備士の平均年収は令和4年度調査で404万円でした。（引用：自動車分解整備業実態調査結果概要/日本自動車整備振興会連合会）

同じく令和4年度の民間給与実態調査では、給与所得者の平均年収は458万円という結果が出ています。全体平均に比べ、年収がやや控えめなのは事実ですが、整備士の平均年収は10年連続で上昇しているので、これからも上がる可能性は非常に高いといえるでしょう。

一級自動車整備士の給料は二級自動車整備士より高い？

前の章で触れた自動車整備士の平均年収は、資格の等級に関係なく平均されたものです。内訳は公開されていませんが、二級以上の資格がなければほとんどの整備ができないため、二級自動車整備士の割合が多いと予想できることから、ほとんど二級自動車整備士の平均年収と思っていいでしょう。それでは、一級自動車整備士を取得すれば給料は上がるのでしょうか？独自に調査してみました。

特に国産ディーラーの場合は、一級自動車整備士を取得すると一級自動車整備士手当のつく企業が多いようです。その反面、輸入車ディーラーでは一級自動車整備士を持っていても手当がつかないケースも散見されます。

また、一級自動車整備士を所持している整備士が少ない分、一級自動車整備士資格所持者は他の整備士と給与テーブルが異なる場合も多く、昇給が早い企業も多くあります。そのため、給料面を鑑みても取得しておいて損はない資格です。

自動車整備士資格のこれから

現在は、二級自動車整備士資格を取得すればほとんどの整備が可能となることから、二級まで取れば十分と考える人が多く、一級自動車整備士を取得する人は二級に比べあまり多くありませんでした。

今後はどのように需要が変化すると予想されるでしょうか？この章では、自動車整備士資格のこれからについて解説します。

一級自動車整備士の需要はこれから高まる

車の安全装置等技術が進化するにつれ、一級自動車整備士にしか触れないパーツが近年増えつつあります。ですので、今後一級自動車整備士の需要は高まるとみて間違いありません。

とはいえ、一級自動車整備士の数自体が二級自動車整備士に比べて非常に少ないので、今後は企業ごとに一級自動車整備士の取り合いになることは明白です。

一級自動車整備士は二級自動車整備士の上位資格であり、その分取得のハードルは高くなっています。しかしながら、車の技術自体が向上している昨今、一級自動車整備士でなければ触れない部分が増えているのも事実です。一級自動車整備士しか触れないパーツが非常に少なかった昔に比べ、これからの将来二級自動車整備士資格だけでは戦えなくなる可能性があります。

将来的にも自動車整備士として活躍していきたい方は、今のうちに一級自動車整備士としてステップアップするのを視野にいれるのといいかもしれません。

最後に

以上、一級自動車整備士の給料についてご紹介しました。この記事を読まれた方は、自動車整備士の給料について解説！昇給についても調べてみました！も一読することをおすすめします。

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