自動車検査員は整備士とは少し違う職業で、整備士よりも求人の数も少ないのが現状です。この記事では具体的な数字を交えて、自動車検査員の年収や、求人の探し方について解説していきます!
自動車検査員給料の話
自動車検査員の給与については様々な意見がありますが、具体的な数字を見なければ実態はわかりません。この章では具体的な数字を交えて給料について解説します。
自動車検査員の平均月給
年収が安いといわれがちな自動車検査員ですが、月給や年収は年々改善されています。平成29年度の平均月給は29.3万円で、平均年収は425.5万円でしたが、平成30年度は、厚生労働省「平成30年賃金構造基本統計調査」によると、月給29.4万円で、年収426.7万円になっています。
自動車検査員と昇給
また、年齢を重ねるほど年収も上がります。自動車検査員の給与が最も伸びるのは20代前半から後半で、平均年収でみると78.7万円もアップしています。年収のピークを迎えるのは40代後半です。45~49歳の512.3万円(平均月給35.1万円、平均賞与91.1万円)をピークに、それ以降は少しずつ減少していく傾向にあります。
求人を探す際の注意事項
自動車検査員の求人を探す場合はどうしたらいいのでしょうか?この章では自動車検査員の転職の際の注意事項や進め方について解説していきます。
転職サイトを使うか、エージェントを使うか
転職する際、自身で求人に応募する場合は転職サイト経由での応募が一般的です。しかし、自動車整備士の転職は転職サイト経由でもかなうかもしれませんが、自動車検査員の求人は自動車整備士の求人より少ない為、転職サイトで探すと求人の数が少なく、転職活動が難航する可能性があります。そのため、自動車整備士の転職と違い、自動車検査員の転職の場合は転職エージェントを頼るとスムーズにいくでしょう。
一般的な給与の話
会社側が労働者に対して給与を支給する際の算定方法には、いくつかの形態が存在します。会社の給与は、以下のような給与形態から成り立っています。自動車検査員の求人を探す際は、どのような給与体系なのかチェックする事が大切です。
例えば、以下のような給与体系があります。求人を探す際は、どのような給与体系なのかチェックし、自身で理論年収を計算する事が大切になってきます。
年俸制
給料は年間で総支給額が決定されます。総支給額は12分の1となるのが一般的ですが、中には14分の1、16分の1となる契約があります。
月給制
月額で定められる給与は、一般的に「月給制」と呼ばれています。欠勤・遅刻・早退などを月の給与から引かず、勤怠控除として賞与から控除する場合があります。
日給月給制
月額で定められている点は「月給制」と同じですが、遅刻・欠勤した場合にはその分の給与が引かれて支給されます。
日給制
1日あたりの単価を決め、実出勤日数に乗じて、給与額を算出する形態です。パート・アルバイトなどの短時間勤務の労働者に採用されていることが多いです。
時間給制
労働者の1時間あたりの単価を決めて、実労働時間に乗じて給与額を算出する形態です。日給制と同様に、パート・アルバイトの短時間勤務の労働者に採用されています。
最後に
以上、自動車検査員の給料と求人についてご紹介しました。この記事を読まれた方は、自動車整備士に向いている人とは?適正を知ろう!も一読することをおすすめします。
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