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自動車整備士の現状は?需要や将来性についても解説!

記事更新日:2021/11/1

自動車整備士はインフラである車を整備する重要な職業です。しかし、自動車整備士は給料が安いというイメージや、体力仕事のイメージが付きまといます。では、自動車整備士の現状はどのようなものなのでしょうか?この記事では自動車整備士の現状、需要や将来性について解説致します。

 

自動車整備士の現状

自動車整備士という職種の現状はどのようなものなのでしょうか?この章では自動車整備士の現状について解説致します。

深刻な人手不足

自動車整備士は社会に欠かせない重要な職業です。物流の要であるトラック、交通手段であるバスにタクシー、そして普段人々が使う乗用車。すべて自動車整備士によって整備・修理され、公道を走っています。

しかし、現在自動車整備士は深刻な人手不足に陥っています。

一般社団法人日本自動車整備振興会連合会の調査によると、50%の事業所で自動車整備士が人手不足であるという結果が出ています。自動車整備の事業相は9万件ともいわれているので4.5万もの事業所が人手不足という結果です。

今後も大幅に人手不足が改善される見込みは立っていないので、自動車整備士はますます深刻なものとなっていくでしょう。

整備士が人手不足な理由は?

自動車整備士が人手不足という話を前の章では解説致しましたが、自動車整備士はどうして人手不足なのでしょうか?それには大きく分けて三つの原因があります。一つ目は若年層人口の減少、二つ目は若者の車離れ、三つめは離職率の高さがあげられます。

少子化と叫ばれるように若年層の人口は年々減少しており、定年退職する整備士の数が新卒入社する自動車整備士の数を上回り続けている事が原因です。また、それに若者の車離れが拍車をかけます。80年代や90年代は車に興味がある若者が多くいましたが、今その数は減っており、若年層の人口の減少と相まって自動車整備士不足の深刻な原因の一つとなっております。

三つ目の離職率の高さですが、自動車整備士は自分の体をフルに使って働く職種ですので、腰を痛めたり体力がなくなったりすると離職する傾向にあるため、通常のオフィスワークより離職率が高いのが現状です。

自動車整備士の需要と将来性

自動車整備士の需要と将来性について解説致します。

自動車整備士の需要

自動車整備士が人手不足であるという旨は前の章で解説致しました。それに伴い、自動車整備士の需要は非常に増しており、売り手市場といえるでしょう。

ですので、給料や待遇ともにより良い職場に転職が出来る可能性も高く、無資格の整備士希望者も仕事に就ける可能性も大いにあります。

自動車整備士の需要が高い今のうちに無資格から整備士を目指したり、整備士資格を持っている人はより良い職場に転職できる可能性がありますね。

自動車整備士の将来性

前の章までも自動車整備士の人手不足や需要について説明いたしましたが、将来性という観点からはどうでしょうか?

それでは自動車整備士の平均給料を見てみましょう。

2014年度 2015年度 2016年度 2017年度 2018年度 2019年度
平均年収 378万円 379万円 383万円 388万円 391万円 394万円

(引用:自動車分解整備業実態調査結果概要/日本自動車整備振興会連合会)

調査の結果からもわかるように、自動車整備士の給料は年々上がり続けています。これからも人手不足・需要増が増すにつれさらに上がっていくことが見込まれるので、将来性という意味では非常に良い職種といえるでしょう。

最後に

以上、自動車整備士の給料や昇給する方法についてご紹介しました。この記事を読まれた方は、自動車整備士の転職はエージェントがおすすめ!も一読することをおすすめします。

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