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整備士の熱中症対策!工場や個人で出来る対策について!

記事更新日:2022/4/18

夏場の作業で恐ろしいのは熱中症です。工場での作業が多くなる整備士は特に注意が必要です。
そこで熱中症対策を工場でできること、個人でできることのふたつに分けて解説します。

熱中症について

まず熱中症についてですが、熱中症は最悪の場合、死に至る症状です。
通常、人の体は運動や外気などで体温が上がった場合に「汗をかく」「皮膚温度が上昇する」等で体の外へ熱を逃がします。
しかし、「気温や湿度が高い」「体内の水分が足りない(脱水症状)」「長時間の運動」などの熱を外に逃がせない、体温の調節機能がうまくいかないといった際に症状がおこります。

工場できること

まず最初に工場でできることをご紹介します。
工場での熱中症のリスクが減ったり、快適な環境があれば作業もしやすくなるはずです!

遮熱シート

ひとつめは遮熱シートです!
こちらは工場の屋根や天井、壁へ設置する「熱を遮断するシート」になります。
建物内が熱くなる理由として
・太陽光で建物が温まる → 温まった建物(天井や壁)から内側へ熱が伝わる
といったことが原因の一つでもあります。
そのため「建物が温まらない」ようにしたり「建物から屋内への熱を遮断する」のがシャツシートの役割です。

スポットクーラー

次の紹介はスポットクーラーです。
家庭用のエアコンと同様の原理で「空気を吸い込み、冷やして送風する」といったもので多くはキャスターや取っ手がついており移動可能です。
二輪車の整備など局所的な冷却に向いております!
しかしながらスポットクーラー自体がコンプレッサーから熱を発したり、通常のエアコンと同様に「ドレン水」が排出されますのでそれを捨てる作業も発生します。

大型扇風機

次の紹介は大型扇風機になります!
こちらはその名の通り、大きな扇風機です。
工場用の大きな扇風機は家庭用とは比べ物にならないくらいの風量を出せるものがあります。
扇風機のみでは工場全体を冷やすことはできませんが、次項の「個人で出来ること」を併用することにより、熱さは格段に楽になるはずです!

個人でできること

工場の規模によっては隅々まで冷風が行きわたらないこともあります。
そこで個人でもできる簡単なことから、熱中症対策をご紹介します。

ボディシート

まず初めにボディシートです!
体の汗を拭きとり、メントール成分で体が冷えていると錯覚させる使い捨てのシートですね!
あくまでもメントールの成分は冷たいと“感じているだけ”なので実際に体が冷えているわけではありませんが、扇風機などを併用することでとても涼しく感じられます。
いろいろなニーズに合わせて様々なボディシートが出ており、メントール成分が配合されていないものもあるので苦手な人にとっては嬉しいですね。
汗を拭くことは大事ですが、熱中症の対策は「体の温度を下げる」「水分・塩分をとる」ことが大切なので、ボディシートで涼しく感じるだけでは不十分です。

空調服

最近はメジャーになってきました空調服です!
ファンジャケットともいわれており、その名の通り服自体にファンがついており空気を服の中に送り込む構造となっております。
空気を服の中で循環させ、汗の蒸発を促せば体温も下がりやすくなります。
メーカによってはツナギのものも出てきており、足元の冷却やツナギでの作業に慣れている人にも嬉しいですね!

冷却タオル・冷却マフラー

続いては冷却タオル・冷却マフラーになります。
こちらは水に濡らすだけで繰り返し使え、首や頭など自分の冷やしたい部分に合わせて利用できるので利用自由度の高いものになります。
大きさや色も様々なので自分に合ったものを探せます。

最後に

以上、整備士の熱中症対策!工場や個人で出来ること!ついてご紹介しました。
熱中症にならないために必要なのは上記の“冷やす”ことも大切ですが、十分な睡眠やこまめな水分・塩分補給も同じように大切です。
この記事を読まれた方は、自動車整備士の一日の流れを徹底的に解説!も一読することをおすすめします。

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