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数学が苦手な文系でも自動車整備士になれる?必要な知識を解説!

記事更新日:2024/4/1

自動車整備士を目指す文系学生の悩みとして理系科目の勉強が挙げられますが、苦手だからと言って整備士になれないということはありません。

数学などが苦手な方でも効率良く勉強するため、この記事では整備士に必要な理系知識が何かを押さえます。

文系でも自動車整備士になれる?

自動車そのものや整備の仕事に興味があれば、誰でも整備士の資格試験に挑戦できます。

専門学校受験や資格取得の条件に、高校・大学の文理選択や学部の制約は一切なく、文系でも目指すことが可能です。一方で、理系科目の知識が整備にどう関わるかという理解は必要です。

整備士資格取得に有利な学科はある?

専門学校に行かずに整備士の資格試験を受けるには実務経験が必要になるのですが、高校や大学で通った学科によっては実務経験が短縮されたり、必要なくなったりすることがあります。

例えば3級自動車整備士資格の試験を受ける場合、自動車科・自動車整備科を卒業した人は実務経験なしで試験を受けられます。また、機械工学学科や建設機械科、航空学科などを卒業した人は、本来1年必要な実務経験が6ヶ月に短縮されます。

前述通り、試験自体は出た学科に関わらず受験が可能ですが、試験が早く受けられるという意味では上記の学科を卒業すると資格取得に有利と言えるでしょう。

【物理?数学?】自動車整備士に必要な理系知識とは?

自動車を整備するのであれば、物理や数学の知識を得ることは必須です。理系の知識は、整備実務に大きく関わってきます。自動車の仕組みに直結するのは力学、トルクレンチのモーメントや電気回路の計算などは数学の分野です。

少し難しく聞こえますが、これらは中学数学の知識があればそれほど難しい分野ではありません。実際に専門学校の試験でも、難易度の低い計算問題が多く出ています。過去問題を公開している専門学校もありますので、行きたい学校が決まっている場合は調べてみるといいでしょう。

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文系の能力を整備士の仕事に活かそう!

近年の自動車整備士は、整備スキルだけではなく同僚やお客様とのコミュニケーションや営業能力などが求められます。車の状態について専門用語を使うことなく、わかりやすく簡潔に説明する必要があります。そのため、国語力は意外と重要です。

その他にも、説明書を読んですぐに作業できる読解力や、車種によっては英語力も必要になってきます。一見軽く思われがちな文系スキルですが、重視している企業は多いです。

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その他に必要な能力はある?

上記の能力以外にも、整備士として必要なスキルは場面ごとにさまざまです。必要な工具や部品がその場になくても対応できる発想力や応用力、忙しい時期でも常に平常心で適切な整備をする集中力や判断力など、あれば助かる能力は多数あります。

自動車業界は日々進歩しているため、常に新しい情報を取り入れる積極性も必要です。

まとめ

文系と理系どちらの出身でも、興味や意欲があれば自動車整備士は目指せます。実際に、弊社には無資格や専門学校を出ていない方からのお問合せも多いです。

自動車整備に理系の知識は必須ですが、あわせて文系の能力があることでより企業に求められる整備士になれるでしょう。どのような業務に何のスキルが必要かを理解して、必要な知識をしっかりとつけていくことが大事です。

最後に

以上、文系が自動車整備士を目指す為に勉強するべきことについてご紹介しました。この記事を読まれた方は、自動車整備士の資格は働きながら取得できる?未経験から整備士になろう!も一読することをおすすめします。

最後になりましたが、弊社ダイバージェンスでは自動車業界で働きたい「自動車整備士」「自動車検査員」向けの求人情報を多数扱っております。

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