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スキャンツールとは?自動車整備士とスキャンツールの話

記事更新日:2024/4/1

近年、国土交通省が導入を推奨しているスキャンツールについてご存知でしょうか?この記事ではスキャンツールとはなにか、なぜ導入が推奨されているかについて解説します。

スキャンツールとは?

スキャンツールという言葉を聞いたことがあるでしょうか?スキャンツールとは、自動車の電子制御システムに故障があるかどうか、故障があるとすればその故障はどこの場所にあるのかを調べる故障診断機です。

スキャンツールは主に2種類にわかれており、専用スキャンツールと呼ばれる特定の自動車メーカーの車専用のものと、汎用スキャンツールという様々な自動車メーカーの車に使えるものがあります。

スキャンツールを使うことにより、自動車のコンピューターで制御された電子部分の故障箇所を容易に見つけることができます。

スキャンツールは今後の整備に欠かせない存在

近年、国土交通省が自動車整備の現場にスキャンツールの導入を推奨しています。なぜ導入を推奨しているのでしょうか?それは車の技術が進化していることに大きく関係します。

車が普及した当初に比べ、現在の車に使われている電子回路や電気回路の割合は多くなっています。それにつれ、人の技術や目視のみで判断できる部分が減り、電子部分に関しては専用の機械を導入した方が整備・点検の精度が上がるようになりました。

今後も自動運転などの技術が進化するにつれ、スキャンツールがなければ整備ができない部分は増えていくと考えられます。そのため、整備工場にスキャンツールを普及することが必要なのです。
また、あとの章で詳しく解説しますが、これからOBD検査というスキャンツールが必須となる制度も開始し、ますますスキャンツールの重要性は高まっています。

車の進化する速度に取り残されないよう、スキャンツールを取り入れて整備・点検の技術もアップデートしていきましょう。

スキャンツールと将来の話

スキャンツールの導入が推奨されているという話を前章でしました。現在、国土交通省が新規でスキャンツールを導入した企業に対して補助金を出す等、積極的な補助の姿勢が見られます。

しかし、整備現場にある程度スキャンツールが行き渡った時点で、国の補助金は打ち切られる可能性があります。今後のことを考えると、補助のあるうちに導入しておくのが無難でしょう。

車に電子部品が増えれば増えるほど、整備士にもより高度な技術や専門的な知識が求められることとなります。スキャンツールをはじめとする新たな装置を使いこなせるよう、常に技術や知識を更新していくことが必要です。

それに伴い、今まで以上により2級自動車整備士以上の資格が必要となってくるでしょう。特に、電子制御装置などの知識を持つ1級自動車整備士は需要が増していくと思われます。

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令和6年からOBD検査が開始

OBD検査の「OBD」とは、車に搭載された電子制御装置の故障を検知して記録してくれる装置です。スキャンツールを接続して診断データを読み取ることで、電子制御装置の故障の有無を確認することができます。令和6年10月より、このOBDの検査が車検項目に追加されます。

今後の自動運転技術などの発展を見据えると、電子制御装置の定期的な点検の必要性はより増していくでしょう。それに伴い、スキャンツールそのものやスキャンツールを活用できる人材の需要は高まることが予想されます。

最後に

以上、スキャンツールと自動車整備士についてご紹介しました。この記事を読まれた方は、整備管理者資格の選任要件とは?必要な実務経験や提出書類もご紹介!も一読することをおすすめします。

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