自動車整備士になるには自動車整備士の資格試験に合格しなければなりません。また、自動車整備士になってからも上位資格や関連資格の資格試験を受けることがあるため、自動車整備士と資格試験は切っても切れない関係にあります。
この記事では、整備士試験の問題について解説致します。
無料で使える!整備士試験の過去問
試験の問題集というと値段が高そう…そんなイメージを持つ方も多いかと思いますが、実は様々な公共団体が無料で過去問等を公開してくれています。この章では試験勉強に使える問題をまとめてみました。
本番形式で整備士試験の過去問を解こう!
自動車整備士になるための試験の過去門については、一般社団法人日本自動車整備振興会連合会が公開しています。
過去問を繰り返し解くことにより、実際の試験の練習や問題傾向の把握に繋がります。平成16年度のものから最新のものまで無料で公開されていますので、時間があれば一度全て解いてみるのがいいでしょう。
試験当日の問題用紙や留意事項をそのまま公開してくれていますので、印刷すれば当日の試験を想定して実際に時間を計りながら問題を解くことができます。本番に近い形式で練習を重ねておけば、試験本番の緊張も和らぐでしょう。
また、内容は同じではありますが、一般社団法人山口県自動車整備振興会で公開されている過去問は、開催年ではなく試験の種類ごとにまとめてくれています。ひたすら過去問を解き続けたい場合は、こちらもご覧ください。
スマホでも!スキマ時間に試験対策
東京都自動車整備振興会が無料で整備士試験〇×チャレンジ試験問題を提供しています。スマートフォンからでも解くことができるため、スキマ時間に気軽に勉強することもできます。
自身が受験したい資格試験の問題内容の把握ができるので、試験を受験するか迷っている方もここでどんな問題が出るのかチェックできるのは嬉しいですね。
自動車整備士試験の勉強の仕方
整備士試験の過去問については前の章までで解説致しました。それでは具体的にどのように試験勉強をすればいいのでしょうか?
学科試験の攻略方法
学科試験といえば勉強、座学…苦手な方も多いのではないのでしょうか?
試験勉強の仕方に正解はありませんが、教科書を一通り読んで内容を頭に入れ、問題集を買って1冊最初から最後まで解いて習熟度を確認し、復習してから過去問に挑戦するのがオススメです。この方法なら問題集を1冊買うだけで済みますし、費用面でも安心ですね。
実技試験の攻略方法
実技試験の内容についても、学科試験と同じく過去問が公開されています。しかし学科試験と違い、問題の傾向は掴めても練習で過去問を解くことはできません。
働きながら資格の習得を目指している人は、日々の業務で過去問に近い作業を経験できますが、実務経験がある人であっても実技試験の難易度は高いようで、合格率が30%程度にまで落ち込む年もあります。それでは、どのように対策すればいいのでしょうか?
実は、現在整備工場などで働いている人に関しては、各都道府県の自動車整備振興会が行っている整備技術講習を修了すれば実技試験が免除されます。実技試験に不安がある方はチェックしてみてください。
最後に
以上、働きながら自動車整備士になる方法をご紹介しました。この記事を読まれた方は自動車整備士が苦労することって?収入や労働環境について解説!も一読することをおすすめします。
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