外国人が自動車整備士として日本国内で働くことはできるのでしょうか?この記事では外国人が自動車整備士として働く方法について解説致します。
外国人だけど自動車整備士として日本で働きたい!
外国人が自動車整備士として日本国内で働くにはどのような方法があるのでしょうか。この章では外国人が自動車整備士として働く方法について解説致します。
資格を取得して日本で働く
日本の整備専門学校を卒業し、自動車整備士2級以上の資格を取得すれば、在留資格が取得できます。
在留資格「技術・人文知識・国際業務」になりますので、この在留資格を取得すれば、家族の帯同も可能で、かつ在留期間に制限がないので安心して日本で就労できますね。
また、この在留資格で長年働いた場合、将来的には永住ビザの申請も可能なので日本で長く住みたい人にとっては良い方法といえるでしょう。
特定技能精度で日本で働く
特定技能精度は即戦力となる外国人を特定の産業分野に労働力として受け入れる制度です。特定技能外国人として承認されれば、最長5年間日本での就労が可能です。しかしながら、此方の制度で日本で働く場合は家族の帯同は不可なので注意が必要です。
また、技術水準としては自動車整備分野技能評価試験を受験する必要があり、日本語能力も日本語能力試験N4以上が必要となってきます。
ただ、この制度は開始されたばかりの制度なので全外国人が受けられるわけではないのが現状です。しかしながら、今後拡大していくと考えられます。
外国人が日本で就労するためには?
それでは具体的に外国人が日本で就労するためにはどうすればいいのでしょうか?
自動車整備士の専門学校に行く
自動車整備士の専門学校の中には、留学生を受け入れるための留学生コースを用意している学校があります。大抵は3年間で自動車整備士に纏わる技術と語学を教えてくれ、自動車整備士資格を受験のサポートも行ってくれます。学生ビザで専門学校に入学し、就職のタイミングで就労ビザに切り替えるのが現実的な方法といえるでしょう。
日本語ができなくても大丈夫?
自動車整備士として働くにはチームでのコミュニケーションやお客様への対応が必須となってきます。また、資格試験や各種書類もすべて日本語の上に時には専門用語も飛び交います。ですので残念ながら日本語のレベルは一定数必要といえるでしょう。
国内外の日本語学校には、自動車整備士になりたい人に向け特別授業などを準備している学校もありますので、ぜひ調べてみてください。
また、就職をサポートしてくれる日本語学校も多くあるので、日本語学校在学中の人は教員に相談してみるのも一つの手かもしれませんね。
最後に
以上、外国人が日本で自動車整備士として働くには?についてご紹介しました。この記事を読まれた方は、2級自動車整備士資格とは?難易度や合格率・受験資格も解説!も一読することをおすすめします。
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