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アーク溶接に必要な資格とは?種類や難易度について解説!

記事更新日:2021/11/1

様々な業種、特に自動車整備業界では重要な技術であるアーク溶接。聞き馴染みのない方もいると思います。ここでは初めてアーク溶接という言葉を知る方から、実務に使いたい方にまで、基本的な知識や種類、資格の取り方について解説していきます。

アーク溶接の基本

アーク溶接という単語自体が聞き馴染みの無い方も多いと思います。この章ではアーク溶接の基本について解説していきます。

そもそも溶接って何?

溶接とは二つ以上の別の物質を溶かして融合させる事です。熱または圧力、もしくはその両方により物質を溶かし、一体化させます。接着・溶着と異なり、母材を物理的に溶かす事が溶接の特徴です。

溶接の種類

溶接は主に三種類に分かれ、一つ目は「融接」これは接続させる部分に熱を加えて溶かす事により結合させる方法です。「融接」の中の一種が「アーク溶接」です。

二つ目は「圧接」これは加熱と圧力により部材を結合させます。有名な圧接方法としてガス溶接などがあります。三つ目は「ろう接」といい、ロウ付けやはんだ付けなどが該当します。

アーク溶接の仕組み

アーク溶接は空気中の放電現象(これをアーク放電と呼びます)を利用して、同じ金属同士をつなぎ合わせる溶接方法です。

仕組みとしては、電位に差がある二つの物質を接触させてから離すと火花が発生します。この火花を途切れないように距離を担保すると5000度以上の温度が維持されます。この高温で様々な金属を結合させる溶接方法が「アーク溶接」です。

アーク溶接はどこで使われる?

アーク溶接の仕組みはわかったけど、どこで使われているの?アーク溶接が主に使われる場所を解説していきます。

自動車整備工場

自動車部品の製造や修理にアーク溶接を使用します。フレーム・サスペンション・ホイール・ドア…車の部品のほとんどでアーク溶接が使用されています。

鉄工所

鉄鋼の加工を扱っている鉄工所ではアーク溶接は多くの場面で使用する事となります。規模の大小に関わらず、鉄工所のほとんどはアーク溶接の設備を持っていると考えていいでしょう。

建設業

土木作業業者・工務店問わず建設業界でもアーク溶接は主流となります。また、建設業では「建設事業主等に対する助成金」という助成金があり、アーク溶接も対象であるため、事故費用負担が軽くなるケースも多くあります。

造船業

船体に銅がを使うことが多く、そのほとんどは溶接によって作られています。造船という業務の特性上、大型の部材にアーク溶接を使用する事も多く、特殊な経験を積むことができます。

アーク溶接にはどんな資格が必要?

実はアーク溶接を行うのに試験を受ける必要はありません。但し、特別教育の修了が必要になるので注意しましょう。

特別教育の修了が必要

「アーク溶接等の業務に係る特別教育」を受講し、修了しなければ、アーク溶接を業務として行うことは出来ません。
特別教育は商工会議所や企業、各種公的機関で実施されており、金額は主催者によって異なります。

修了までの日数や予算は?

アーク溶接の特別教育は、規定として合計で10時間の実技と11時間の学科を受講することにより修了します。日数は概ね3日間で講習完了する事が大半です。

講義内容はアーク溶接の基礎知識に加え、労働安全衛生法をはじめとした関係法令を学ぶ事が主となります。

修了して活躍の場を広げよう!

アーク溶接は、様々な場所で利用されている非常にメジャーな溶接方法であり、特に自動車関連職種では非常に役立つ技術です。

資格についても試験勉強を行う必要がなく、特別教育を修了する事により実務につく事が可能なので、活躍の場を広げたい人にとってぴったりの技術といえます。

自動車整備士が取得できる資格の種類や難易度は?年収や昇給方法も解説!

最後に

以上、アーク溶接の種類や基本、資格の取り方についてご紹介しました。この記事を読まれた方は、2級自動車整備士資格とは?難易度や合格率・受験資格も解説!も一読することをおすすめします。

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