メカニックとして働く中で、生活に直結する給料について気になるのは当然のことだと思います。
この記事では、自動車整備士の給料や待遇についてご紹介致します。これからメカニックとして働きたい方はぜひご覧ください。
メカニック(自動車整備士)の給料について
メカニックの給料は安いといわれることが多いですが、具体的な金額はどれくらいなのでしょうか?この章では具体的な数字を交えて解説致します。
【2022年版】メカニックの平均月給
令和4年度に行われた厚生労働省の「賃金構造基本統計調査」によると、自動車整備士(メカニック)の給料は平均月給30.9万円、年収426.9万円です。(※残業代含む、10~99人規模の企業の場合)
手取りにすると月給おおよそ24.7万円、年収341.5万円ほどです。平成24年の平均月給は27.8万円であり、10年間の間に月当たり約3.1万円も収入がアップしています。年々待遇も改善されてきており、昨今の整備士不足もあって今後も給料は増加していく可能性が高いです。
メカニックと昇給
自動車整備士は、経験年数に伴って給料が上がっていくことが多いです。大体20代後半ごろから徐々に給が上がっていき、一通りの経験を積んだ40代になると年収のピークを迎えます。もちろん、整備工場で働くかディーラーで働くかによっても給料は異なりますが、努力次第で給料アップを狙うことも可能です。
給料アップのポイントとしては、まずは国家資格を取得すること。資格手当がつき、これまではできなかった業務にも携われるようになることで、会社からの評価が上がります。ディーラーであれば、メーカー独自の資格などもありますのでそちらについても取得を目指しましょう。
メカニックの待遇
自動車整備士の給料には、基本給のほかに資格手当などの手当も含まれます。手当にもさまざま種類があり、国家資格である自動車整備士資格についての手当だけでなく、メーカー独自資格についても資格手当がつくこともありますので、スキルと収入が繋がりやすいです。
また、取扱いのあるメーカーの車やパーツが安く買えたり、工具の購入費用や作業着の洗濯費用を補助してくれたりする企業もあります。
メカニックと独立
大きく収入を上げたいのなら、自動車整備士として独立して、整備工場を持つのも一つの手段です。給与水準の低い企業では、長く働いていても急激な給料アップは見込めません。しかし、自ら自動車整備工場を経営すれば、努力次第で収入を大幅に増やすことも可能でしょう。
最後に
以上、自動車整備士の給料や待遇の話についてご紹介しました。この記事を読まれた方は、自動車整備工場を開業したい!整備士の独立や年収の話について解説も一読することをおすすめします。
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