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電気自動車の種類と違いは?必要な整備士の資格はあるの?

記事更新日:2024/4/1

電気自動車にはいくつか種類があるのをご存じですか?それぞれの特徴と違いについてと電気自動車を整備するのに必要な資格についても解説していきます。

電気自動車とは?

電気自動車は名前の通り、「電気を利用して走行する車」のことです。

実は電気自動車自体は1800年代前半には登場しており、1900年代では牛乳配達や屋内フォークリフト等の移動量が少ない用途では実際に使用されていたそうです。しかしながら、バッテリー性能が良くなかったため、今のように一般利用されることはほとんどありませんでした。

現代の電気自動車には、携帯電話やノートPCでも使われている軽量で大容量の「リチウムイオン電池」が利用されています。

電気自動車のメリット・デメリット

電気自動車のメリットは、CO2の排出が少なく環境に優しいことと、走行時の振動や騒音が少ないことです。また、エンジンと違ってモーターは立ち上がりに時間がかからないため、走り始めからスムーズに加速が可能です。

対してデメリットは、ガソリンなどの燃料の給油と比べると充電に時間がかかることや、車体価格の高さなどが挙げられます。

電気自動車の種類と仕組み

現在主流の電気自動車は以下の4種類です。
それぞれの電気自動車について、通常のガソリン車との比較も交えて解説していきます。

EV(Electric Vehicle)

EVは[Electric Vehicle]の略称で、そのまま「電気自動車」のことです。バッテリーに電気を充電し、モーターを動かして走ります。

通常のガソリン車や次項のハイブリッド車と違って、完全に電気のみで動くため、大気汚染の要因である二酸化炭素等の有害物質を排出しません。

また、エンジン自体が載っていないため、ガソリン車と比べて「走行時の騒音、振動が少ない」、「部品数が少なく容易に交換でき、メンテナンス時のコストが抑えられる」などのメリットが存在します。

一方、走行距離がバッテリー容量に依存し、「容量が大きいものは充電に時間がかかる」「外気が低温、高温時にはバッテリーの消耗が早くなる」などのデメリットも存在します。

HV(Hybrid Vehicle)

HVは[Hybrid Vehicle]の略称で、「ハイブリッド車」のことです。

ハイブリッド車とは2つ以上の動力源を持つ自動車で、基本的には「エンジン」と「モーター」2つの動力源を持っています。

バッテリーへの充電は外部からではなく、エンジンでの発電や、坂を下りるときの運動エネルギーを電気エネルギーとして蓄えます。

さらにハイブリッド車は「パラレル方式」「シリーズ方式」「スプリット方式」の3つに分類されます。

「パラレル方式」

発進時はモーターを使用、発進後の走行には通常のエンジンを利用するといったように、エンジンの苦手な部分をモーターで補う方式です。

「シリーズ方式」

エンジンを利用して発電し、その電気を利用してモーターで走行する方式です。エンジン燃料が切れた場合でも、車種やバッテリー残量によってはモーターで走行することも可能です。

エンジンでの発電機能を備えているため、アウトドアや災害時に家電を利用できるタイプのものもあります。

「スプリット方式」

上記2つを併せて取り入れた方式です。エンジンの苦手部分はモーターで駆動したり、エンジンのみで走行したり、エンジンで発電してモーターでも走行可能です。

「ストロングハイブリッド」とも呼ばれます。

PHV/PHEV(Plug -in Hybrid Vehicle)

PHV/PHEVは[Plug -in Hybrid Vehicle]の略称で、「プラグイン・ハイブリッド車」のことです。上記で説明したHV車へ「外部から充電できる機能」を加えたものです。

自宅での充電も可能であり、HV車よりも大きなバッテリーを搭載しているため、モーターでの走行距離も長いという特徴があります。

さらに通常のエンジンも搭載しているため、充電切れの際にはガソリン車と同様の走行に切り替えることも可能です。

FCV(Fuel Cell Vehicle)

FCVは[Fuel Cell Vehicle]の略称で、「燃料電池車」のことです。

EV車と同様にモーターのみで走行するためエンジンは搭載されておらず、シリーズ方式のHV車と同様に車の中で発電をしながらモーターを回します。

FCV車は「水素と酸素の化学反応で発電しモーターを回す」という大きな特徴があり、この化学反応では電気エネルギーと水のみが排出されるため、大変環境にいいと言われています。

EV車はバッテリーの充電に時間がかかりますが、FCV車では水素が燃料となるため、通常のエンジン車と同様に数分程度で充填が完了するところも大きな違いです。

電気自動車の普及率は?

現在の電気自動車の普及率は以下の通りです。

EV車:1.4%
HV車:49.0%
PHV車:1.7%
(一般社団法人日本自動車販売協会連合会:燃料別販売台数(乗用車)(2022年時点))

FCV車は普及率が低く、0.1%に満たない数字となっています。

日本では「2035年までに乗用車の新車販売で電動車100%」を目標にしているため、今後EV車の割合は増加していくと予想されます。

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電気自動車の整備士資格について

電気自動車を整備するにあたって、電気装置部分自体は通常の2級自動車整備士でも整備可能です。

しかし、電気装置のスペシャリストの証明である「自動車電気装置整備士」という国家資格もあります。この資格は自動車整備資格のうち、「特殊整備士」という分類にあたり、車に使われる技術が進歩するにつれ、需要の拡大が予想される資格です。

令和1年度から2年度にかけて「自動車電気装置整備士」の受験者数は約6倍と飛躍的に増えています。
(令和1年受験者数:53名 → 令和2年受験者数:311名)※【令和2年度第2回(第102回)自動車整備技能登録試験 – 「学科試験」の試験結果について】より

今後整備士にとって、「自動車電気装置整備士」という資格は重要になってくることでしょう。これから電気装置の整備に力を入れていきたい!という整備士の方は取得することをおすすめします。

最後に

以上、電気自動車の種類と違いと必要な整備士の資格についてご紹介しました。この記事を読まれた方は、自動車電気装置整備士とは?仕事内容や試験について解説!も一読することをおすすめします。

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