杉江電機工業株式会社

社員想いの杉江副社長、横で優しく微笑む大橋様。二人の距離感と温かい雰囲気がこの会社の特徴をよく表している。「家族のような会社を目指したい」と今後の想いを笑顔で語る杉江様と大橋様に、杉江電機工業株式会社の今とこれからについてお話を伺った。

まず始めに御社が展開する事業についてご説明いただけますか。

杉江:自動車の電装品を取り扱っており、修理や点検を行ってます。電装品と聞いてもピンとこない人が多いかもしれませんが、具体的にはカーナビやETC、ドライブレコーダーなど、商品によっては販売もやってます。
珍しいものやと、全国の空港に配置されている空港化学消防車に取り付ける電装品とか、競走馬の輸送用の馬送車に取り付けてるエアコンですね。馬送車に関しては全国車両台数の90%がうちの担当なんです。

今、御社で改善しようとしている点はありますか?

杉江:働くことへの不満をため込まない様にしてほしいと常に思ってて、自分の考えとか、些細なことでもため込むことなくなんでも話してほしい。だから社員の発言しやすい環境づくりをしていかんとあかんな~って思ってるところです。

大橋:私が感じることは会社の体制ですね。「昔からこうやから。」というような状況が少しやりにくさを感じるときがあります。

杉江:そういったことも含めて、家族みたいな会社を目指していきたいな~。

整備士の業務について教えていただけますか。

杉江:いろんな企業と特約販売店契約を結んでるから業務内容としては幅広いんです。中心となる業務は電装品の取り付けや修理で、ETCやドライブレコーダーだけやなくていろんな商品を扱ってるから、カーショップっぽいかもしれへんね(笑)

取り付け作業と修理作業の割合で言うと大体半分ずつの割合かな。取り付けに関しては新車への取り付けが多くて、タクシーメーターの取り付け、デジタルタコグラフのメンテナンスとか、あとはうちが力を入れているエアコンなんかが多いかなぁ。

この自動車業界もだんだんと縮小傾向にあるから、ニッチなところに手を出していかんとなぁって思ってるところです。

御社独自の魅力を教えていただけますか。

杉江:お客様にとっては「様々なトラブルに対応できること」かな。さっきの話に戻るけど、いろんなメーカーとの契約があるから、取扱商品もいっぱいある。やからこそいろんな知識があってそれらに対応できる。っていう対応力が強みやね。

大橋:一社員として感じる魅力は、副社長との距離ですね。私の前職では、副社長という役職の方は雲の上の人のような感覚だったので副社長がすぐ話の出来る距離にいつもいるのは他社さんとは違う魅力になるのではないでしょうか?

杉江:いつも暇ってわけやないけどね!(笑)

大橋:(笑)
でもやっぱり他の会社ではあまり見られない光景だと思うので、魅力に感じていただけるかと思いますよ。

御社の求める人物像を教えていただけますか。

杉江:ありきたりかもしれないけど、向上心・やる気のある人!あとは自動車が好きっていう気持ちのある人に来てほしいかな。うちには入社する前全然違う業界にいた人もおるけど、好きじゃないと仕事は続かんって思うから、やっぱり自動車の事が好きってことが重要やな。

それと入社してからは対応力を身に付けていってほしいね。電装品も自動車の中身もそうやけど、壊れることが事前に分かってることってないよね?急に壊れたから助けてほしい!っていう依頼が多いねん。そういういろんな状況に対応できる力が求められるなぁ。

インタビューを終えて

インタビューは終始、和やかな雰囲気の中で行われました。というのもやはりなんといっても杉江副社長の人柄の良さが存分に現れていたからだと私は感じています。
インタビュー中、普段から全社員の事を考えておられる様子が言葉の端々に出ていました。現場を拝見させていただいたときも現場スタッフの方々との距離が近く、スキンシップを積極的に取られており、笑いあっておられたのがこの会社の雰囲気の良さを物語っているのではないかと思います。

社員の方々を家族の様に考えておられる杉江副社長に皆様も一度お会いになられてみませんか?