立正オートサービス株式会社 取締役

堺市の工業地区にある立正オートサービス株式会社。同社の前身は、昭和38年にある企業の整備部門として発足。同44年に指定工場の資格を取得し、同62年に株式会社が設立された。その後、社名の変更を経て、平成14年に立正運送株式会社に営業譲渡され、立正オートサービス株式会社として発足した。今回は、取締役の田中良弥様に話をうかがった。

まず始めに御社が展開する事業についてご説明いただけますか。

車の整備や板金・塗装、修理などを行っています。
大型車がメインで、大型タンクローリーや大型特殊車両から普通自動車までを取り扱っています。
他にも、当社の特徴になると思うのですが、危険物・毒劇物を輸送するタンクローリーなど特殊車両の架装も長年行っています。

弊社のお客様は、およそ90%が法人で、残りが個人のお客様です。法人のうち3-4割が立正グループの会社です。個人のお客様については、一般の方ではなく、自社の社員や得意先の方です。

御社が事業を展開される中で、特に力を入れていることを教えていただけますか。

最高の整備品質を提供するとともに、安全な職場環境作りに力を入れています。大型車を扱いますので、安全面が十分確保されていなければならないと考えているからです。

具体的には、毎月1度、班会議を開いています。そこでは、社員が提出した改善案について話し合い、良いと思うものに投票をし、その案の実施を決定します。
安全対策は整備部門全体で取り組むべきことだと考えています。どんな些細な事であってもいいので、全員に毎月2件の改善案を提出してもらい、会議をしています。

実施例としては、夏の暑い時期にスプリンクラーやミストを導入したり、冬にインナーを社員に配ったりもしました。

御社の整備部門について教えていただけますか。

先ほどの話の通り、整備部門の仕事は、主に大型車の点検・整備やタンクの架装です。汚れる作業もありますし、1つ50キロのタイヤを扱うこともあるので、体力が必要です。

年間を通して仕事量にあまり偏りはありませんが、強いて言うなら、1月と5月は連休があるので比較的少ないですが、3月は忙しいです。
 
整備部門には、20-40代の社員が在籍しており、雰囲気は良く、上司と部下の関係は良好です。整備部門は、さらに一般整備グループ4名と架装グループ5名(うち2名は整備士)にグループが分かれています。

皆で安全活動に取り組んだり、社内の交流を深めるため毎年5月と10月に浜寺公園でBBQをします。前回は50名ほどが集まりました。整備士や内勤の社員、その家族、時には得意先の方も参加されます。日ごろからチームワークを良くすることで、安全な職場環境に繋がると考えています。

御社独自の魅力を教えていただけますか。

立正グループの一員ですので、経営的に安定しています。
大型車を取り扱う工場ですので、安全対策に力を入れているのも特徴だと思います。現場の意見を聞くことを大切にしています。現場の環境を良くするための意見はどんどん伝えてほしいです。
 
以前、働く条件を見直しました。例えば、給与の見直しです。従業員の基本給を上げました。
有給の取得も可能です。子供の入学式や運動会に参加するため有給を取る社員もいれば、旅行のために有給を取得している社員もいます。

家庭をお持ちの方には、充実した手当も用意しています。BBQにはご家族を呼んでいただいて結構ですし、弊社ビルの階段壁には、社員の子どもが書いた交通安全の習字も飾っています。

御社の求める人物像を教えていただけますか。

整備の経験者でこれからもずっとやっていきたい方は歓迎します。
大型車の整備経験がなくても安心して応募していただければと思います。

体力に自信がある方は弊社で活躍できます!

最後に、弊社に転職のご相談にいらっしゃる自動車整備士の方々へ一言お願いします。

仕事は体力勝負かもしれませんが、社員を大切にしている会社です!
一緒に働きましょう!!