田中モータース 代表

大手ディーラーに長年勤めた代表が独立し平成12年、京都府八幡市に田中モータースを設立。 以来、”親切”、”丁寧“、”安心”と”真心”をモットーに大阪・京都2府から愛されてきた。 今回は代表 田中 恒夫 様に田中モータースの今とこれからを語っていただいた。

まず、始めに御社が展開する事業についてご説明頂けますか。

主に一般整備・修理、車検をしています。
他には鈑金、塗装、販売、保険受付などもやっています。

御社が事業を展開される中で、特に力を入れていることを教えて頂けますか。

特に力を入れている部分は修理ですね。
当社は一般と法人のお客様割合が8:2と一般のお客様の比率が非常に高いです。
その為、部品持ち込み修理の依頼も多くいただきます。持ち込みされるパーツはボディ、内装からエンジン、足回りまで様々です。
出来る限りお客様の車を理想に近づけられるよう、かゆいところに手が届く整備工場でありたいですね。

田中様自身のご経歴についてお聞かせください。

私は元々普通科の高校に通っていまして、自動車学校というのは出ていないんですよ。
昔から車が好きだったので高校卒業後、京都日産に入社しました。
入ったころは経験も資格もないわけですから、なかなか苦労しましたね(笑)
その京都日産ではフロントやサービススタッフとして勤務していました。他には営業なんかもやったりしました。
その後10年働いた京都日産を退職しまして、地元の整備工場に転職しました。そこでは20年働きました。
最後にもう1社、別の整備工場に勤めたんですが、働きだして2,3年ほどたった時、社長が突然亡くなってしまわれて、そのタイミングでよし、独立しようと。
そして現在の田中モータースを設立しました。

御社の自動車整備士の仕事内容を教えて頂けますか。

修理、車検をはじめ、納車・引取や洗車などですね。
仕事のペースに関しては現場のスタッフに任せます。なので、どの車から整備するのか、どうすれば納期に間に合うのかといった仕事の組み立てを考えてやってもらっています。
私も現場に入っているので、スケジュール的に調整が難しい場合などは相談しながら役割を分担して作業を進めています。
他にも鈑金や塗装はほとんど外注しています。たまに私や経験のあるスタッフでやってしまうこともあります。
納車引き取りに関してもありがたいことにほぼ100%お客様にお越しいただけますので、割合はかなり少ないですね。
あとはお客様対応ですね。そこに関しては基本的に私がしているのですが不在時はお願いすることもあったりします。

御社の中で今後改善すべき課題はありますか。

やはり待遇面の改善ですね。
今、整備士の労働環境ってすごく問題になっていますよね。
私自身もそこは問題視していて、特に整備業界で当たり前になっている長時間の労働をなくしていきたいと思っています。やはり、長い時間働くと翌日に疲れが残ってしまいますよね。その結果、集中力の低下やケアレスミスを招きます。
私たちはお客様の安全を守る仕事をしているわけですから、プロとして万全の状態で毎日をスタートするべきだと思っています。
現在も出来る限り残業をしない様に取り組んではいるのですが、ゼロにはできていないのが現状です。
今後当社に人が増えれば、もっと1人1人の作業量を減らして、最終的には残業ゼロを目指したいですね。
他には技術的な部分なのですが、これからはドンドン車の電子化が進んでいくと思います。なので、電子部品の取付や診断機の使い方など、コンピュータ分野の指導に力を入れていきたいです。

御社の求める人物像を教えて頂けますか。

挨拶を大事にできる素直な方ですね。
あとは自分で判断して動いてくれる人ですかね。
自分でスケジュールを組んで進めていくのでそういう能力は必要かなと思います。

この先、未経験者の採用に関してはどのようにお考えですか。

意欲的で向上心のある方であればどなたでも歓迎します。
やってみたいことはどんどん言って欲しいですし、そこに関してはこちらも労力を惜しみません。
現在も無資格で入社し入社後資格取得したスタッフが働いていますし、私自身も普通科高校卒業後、無資格での入社だったので、これから頑張りたいって方の気持ちは分かります。
そういうこともあって、どうも応援したくなりますね(笑)

最後に弊社に転職のご相談にいらっしゃる自動車整備士の方々へ一言お願いします。

お客様に対しても、スタッフに対しても、“親切・安心・丁寧”を心掛けています。
これを後の世代にも受け継いでいただける方、是非一度当社にお越しください。